イニシャルゴルフマーカーの作り方【レザークラフト型紙あり】

ゴルフは最近やり始めたわけではありませんが、先日友人と久しぶりにやり、そこからハマってしまいました(^^♪
レザークラフトを趣味としている私は、なにかゴルフと混ぜれないかと思い、
お手軽そうなゴルフマーカーを作製することにしました。
とても簡単なので、ゴルフをやる方は是非作ってみてください。
Myゴルフマーカーは愛着が湧きます。

革種類

基本的には(柔らかい、硬い)どんな革でもできると思いますが、
革の厚みは1mm以下がオススメです。中に入れる磁石が厚みがあるので。
また、真ん中の革の色を変えることで、メリハリが付くと思います。

型作製

まず、型紙をダウンロードし、厚紙に貼り付け実線に沿って型を作ります。
今回すべて部品が丸いため、綺麗な丸にすることで作品の出来栄えもあがります。
(個人的にはハサミよりカッターナイフの方が綺麗にできます。ハサミの使い方が下手なだけかもしれませんが(‘◇’) )

革切り出し

型を作れましたら、皮革に罫書いて、切り出しを行います。
まず、皮革に罫書きましょう。型に合わせて、できるだけ綺麗な丸になるように罫書きましょう。

罫書けましたら、切断していきます。何度もいいますが、ここが一番大事。綺麗な丸となるように切断しましょう。とは言え、多少ガタついてもドレッサー、ヤスリの後の工程で綺麗に処理をするので、大丈夫です。

コバ処理①

型紙①の赤丸部分の面を綺麗にするため、ドレッサーと紙やすりで削って下さい。外周はドレッサーでできますが、内周はドレッサーが入らないため、紙ヤスリで行いました。外周は、最後、反対面の革と縫い合わせましたら、再度コバ処理を行います。この工程では、次のステッチンググルーバーで綺麗に線を引くために行います。

ヤスリ掛け出来ましたら、内周のみヘリ落としを行い、トコノールを塗って磨いていきます。
(内周のトコノール部分、写真を撮るのを忘れてしまいました”(-“”-)”)

ステッチンググルーバー

完成後、ステッチが見える部分(型紙①)にステッチンググルーバーで線を引きます。ステッチの幅は2.5mmです。2.5mm用で型を設計していますので、ご注意下さい!
形が丸いものに対してのステッチンググルーバーなので少しやり辛く、綺麗な真円とはいかないかもしれませんが、縫うとあまり気にならなくなります。
(自分もあまり綺麗には引けませんでした…w)

穴あけ

ステッチンググルーバーの線に沿って、菱目打ちで穴を開けていきます。丸ですので、2連のものを使用します。

縫い合わせる革と穴の数を合わせるため、型紙①と型紙③を重ねて、罫書き棒、針などを用いて、後をつけていきます。

その後、型紙①同様、2連の菱目打ちで穴を開けていきます。
型紙②も同様に、型紙①の穴に合わせて印を付けてから、穴を開けていきます。
型紙②は床面から穴を開けていきます。

穴あけが終わりましたら、次の工程で縫い合わせていきますが、ここでイニシャルや刻印を入れていきましょう。自分は表にステッチでイニシャル、裏に “CARORI” の刻印を入れました。

縫い合わせ

型紙①②③を縫い合わせていきます。今回、芯材は100円ショップダイソーで売っている、経23mmのネオジウム磁石を使いました。磁石を用いたので、キャップクリップにも使用可能です!

まず、型紙①と③を平縫いで縫い合わせていきます。

その後、イニシャル部分をふっくらさせるため、あんこの型紙④を中心に両面テープもしくは、接着剤で貼り付けてください。また、ネオジウム磁石も型紙②の床面中心に貼り付けてください。

あんこと、ネオジウム磁石が貼り付けれましたら、型紙①と②を縫い合わせていきます。

コバ処理②

最後に、コバ処理を行いましたら完成です。
まずは、ドレッサーと紙やすりでコバの面だしを行ってください。

そうしましたら、表面、裏面の全周をヘリ落としをして下さい。
出来ましたら、トコノールと固めの布(自分は帆布を使用)で磨いていきます。

完成

完成です。パーツも少なく、難易度も易しい方だと思います。ゴルフ場でもば得てたので、メンバーにプレゼンとし、お揃いで使用してみてはいかがですか。