こんにちは!
レザー小物を夫婦で作っている「カロリ」です。
今回は最近、旦那さんがハマっているゴルフのボールケースをレザークラフトで作りました。
使用する革の量もかなり少なく、縫う箇所も少なめなので、レザークラフト初心者の方でも制作しやすいかと思います!
ゴルフが趣味のみなさんも一緒に作ってみてはいかがでしょうか^^
プレゼントにも最適ですよ~
用意するもの
ギボシなどのサイズを書いていますが、あくまで参考程度ですので、お好きなものをご使用ください。
- ギボシ(6mm)2つ
- 両面カシメ(足長:5mm)4つ
- 両面カシメ(足長:8mm)2つ
- ナスカン 1つ
※ギボシやカシメのサイズにあったハトメ抜きが必要です
型紙の印刷
A4で印刷できる型紙を下のボタンからダウンロードし、型紙を作ってください。
印刷した型紙の裏に厚紙を貼り、実線で切ります。
これで型紙の完成です^^
今回は少しパーツが多めの作品となりますので、どの場所にどのパーツを使用するかをイメージしておくと、パーツの付け間違いが防げます。
革に型紙の印をつける
型紙を革にうつしてください。
革に印がついたら、印より1㎝程大きく革を切ります。(上の写真くらいでOK)
まだ印の位置では切らないでくださいね。
これで革の準備は終わりました!
床処理
このままでは、床面(裏面)が、ガサガサのままなので、トコノールを塗って処理をします。
もしトコノールが銀面についてしまった場合は、すぐにティッシュ等でふき取ってください。
<床面の処理方法>
①床面を手で撫で、ガサガサな床面の毛が寝る方向を見つけます。手で上下左右に触ると、必ず毛が寝る方向がわかります。
②毛が寝る一方向に向かって、トコノールを一面に塗ります。
③トコノールが乾かないうちに、毛を寝かせ固めるイメージで、ガラス板を一方向になぞります。
④触ってトコノールが手につかなければ、次の作業に移ってください。
革を切る
床面の処理が終われば、革を切る作業を行います。
型紙の実線を切っていきます。
直線な部品は定規を使った方がうまくいきます。
カッターを使用している方は、革を切る前に刃を折るといいですよ!
革を切ることができました!
コバ処理
今回は縫ってしまうとコバ処理ができないデザインなので、この段階でコバ処理を行います。
今回ほとんどの箇所が見えるデザインなので、すべてのコバを磨いてください。小さいパーツもすべてです!
コバ処理はザックリ説明すると、ヘリ落とし→コバ磨きの順番です。
この記事ではやり方は割愛しますので、やり方を知らないという方は、下記の記事をご覧ください♪
縫い穴をあける
縫い穴をあけていきます。
型紙の点線部分が縫い穴になります。
3㎜でグルーバーを引いてます。
4パーツ穴あけが必要です。
(私は4㎜ピッチの菱目打ちで穴をあけています)
ハトメ抜きで穴あけ
次にハトメ抜きで、カシメとギボシの箇所の穴あけを行います。
ハトメ抜きのサイズは、カシメとギボシにあっているか確認してください!
ギボシの穴となる部分の方が少し大きなハトメ抜きを使うといいですよ★
穴をあける箇所は、下の画像の通りです。
型紙の○と+が重なった箇所に、印をつけハトメ抜きで穴をあけてください。
↓穴開ける箇所の画像です
ここで、ギボシの穴を付け根に向かって2.3mm程度の切り込みを入れます。(ギボシを入れるので、入りやすくするためです。)
これでパーツの完成です!
ギボシ・カシメパーツの取り付け
穴があけれたので、下のようにギボシ・カシメパーツの取り付けを行います。
正面:ボールの出し入れ用にギボシ2つ
横:ティーをかける用にカシメ2つ
後ろ:ベルト通し用にカシメ2つ、上にナスカンを通す
縫い工程
パーツを縫ってつなぎ合わせていきます。
まずは正面と右パーツを縫い合わせます。
糸の最初と最後は、革にかけてください。
※色の糸が黒だとわかりにくいので、別の写真を使っています
次にもう一方の横パーツを縫い付けます。
ここまでできたら、最後パーツを縫っていきます。
最後の縫い合わせは縫いにくいので、クリップなどで止めて縫っていくといいですよ!
ここまで縫い終われば完成です!
ボールを入れてみるとこんな感じ!
ゴルフボールを2個入れるとパンパンで、かわいさもある感じに出来上がりました^^
パーツの数は少し多いですが、必要な革は少ないので、はぎれでもできますし、パーツごとに違う革を使うのもおしゃれかと思います!
ぜひ作ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!