レザークラフト初めての方へ 揃える道具のご紹介【基本編】

レザークラフトを始めたい方、レザークラフト初心者の方に始めるための道具をご紹介。

初めは必要な道具だけで問題ないので、1万円前後でそろえることができますよ。

 

最初に作ってみたいものを決める

ティッシュケース

道具のご紹介をすぐにでもしたいですが作ってみたいものによって、必要な道具が変わってきます。
まだ趣味として続くかわからない最初は、必要な道具のみを買うことをおすすめします。

作ってみたいものの決め方

「ペンケースを作ってみたいな」「小銭入れを作ってみたいな」など、おおまかにでも作りたいものが決まっていれば、型紙がダウンロードできる、作り方のYouTube動画を探してください。

まだ作りたいものが決まっていない方はYouTubeで「レザークラフト 型紙付き」で検索して、作りたいものを決めてみてください。

YouTubeで探す理由は、動画で作り方を見ることができるからです。

ちなみにレザークラフト初めての方はペンケース・小銭入れ・定期入れ・ポーチなどから始めることがおすすめです。

ペンケース パスケース 定期入れ 小銭入れ

ここで重要なのはパーツの数です。

パーツが多いほど難しいです。

初めは1~4ほどのパーツでできる型紙を探すといいでしょう。

 

レザークラフトに絶対に必要な道具

 

別たち

革を切る道具です。革包丁は値段が高いので、最初はオルファーの別たちで問題ありません。
私も最初は別たちを購入し、現在でも使っています。
もちろん「革包丁」でも問題ありませんが、革包丁の場合は刃を研ぐ必要があります。
別たちであれば、刃を交換し切れ味を戻すことができるのでおすすめです。

 

カッターマット

カッターマット

革を切る場合、机・床が傷ついてしまうのでカッターマットが必要です。
私はダイソーでB4のカッターマットを300円で購入しました。
小さいサイズであれば100円でもありました。

 

キリ(目打ち)

キリ

型紙を革にうつす際には、キリで革に跡を付けます。
尖りすぎているものは革を削ってしまうので気を付けてください。
キリも100均で購入できました。

 

トコノール

トコノール

トコノールは、革の裏側や、側面の毛羽立つ部分に使います。
ボンドを薄めたようなもので、毛羽立ちを固めて毛羽立ちにくくするためのものです。

 

ガラス板

革の裏面(床面と呼びます)の毛羽立ちを抑える際に使用します。

 

紙やすり

240番~300番に近いヤスリが必要です。
こちらも100均で購入できますが、100均では粗さが違うヤスリがセットになっていました。

 

菱目打ち・菱ギリ

縫うための穴をあける道具です。
菱目打ちは、写真右のフォークのようなもの2本です。
革は布と違って針で穴をあけながら縫うのではなく、先に穴をあけ、そこに針で糸を通します。
最初は刃が2本と4本のもののみで問題ありません。
穴の距離が4㎜のものがおすすめです。

1穴のみあけたい場合に、菱ギリを使います。
私は写真のように3本セットで売っているものを購入しました。

 

ゴムハンマー

ゴムハンマー

菱目打ちを革に押し込む際に必要です。
こちらも私はダイソーで購入しました。こちらも100均で十分かと思います。

 

ゴム版

穴をあける作業時に下に置きます。
縫う場合や、ホックを付けるものの場合は、穴を開けてから作業するので必ず必要です。
最初は10cm×10cmの大きさで厚さは1cmのもので問題ありません。

商品リンクの方に買い換えました~
穴をあけているうちに反ってくるので、厚みがある方がいいかと思います。

 

糸(ポリエステル ボンド糸)

おすすめなのは、ポリエステルの素材のものです。

理由は糸の処理(玉止め)がポリエステルの糸の方が麻紐よりも簡単だからです。
ポリエステルの糸はライターなどで糸を溶かし処理をします。
麻紐の場合は、溶かす処理ができないのでうまく縛る必要があります。

好みもありますが、初心者で扱いやすいのは「ビニモ」です。

※アマゾンなどには大容量のものしかないのでおすすめのレザークラフト屋さんのリンク張っておきます。私たちもここで↓購入しています。

レザークラフト材料専門店ぱれっと

 

手縫いワックス(蝋)

麻紐を使用する場合、糸の滑りをよくするため・糸の毛羽立ちを抑えるために、麻紐を蝋に擦ってから使用します。

 

ライター

ポリエステル糸の処理(玉止め)にライターを使用します。

 

レザークラフト用 針

レザークラフト用の針は先が尖っている手芸用のものではなく、先が丸くなっているものです。
これは先が尖っていると革に当たった場合、革が傷ついてしまうのを防ぐためです。
その他にも、革を縫う場合は先に穴を開けるので、糸が尖っている必要はありません。

また、レザークラフトは針を2本使い縫っていきます。
だいたい5本ほど入っていますが、必ず2本必要なことは覚えておいてください。

 

ステッチンググルーバー

まっすぐに線を引くための道具です。
縫うための穴をまっすぐあける場合のガイドの線として役に立ちます。

 

まとめ

いかがでしょう。

これらの道具があればレザークラフトを始めることができます。
100均で買えるものも多いので試しやすいのではないでしょうか?

最後に100均で購入できるものをまとめておきます。

100均で購入できるものリスト

100均で購入できるもの カッターマット、ヤスリ、ライター、ゴムハンマー、キリ
  • カッターマット
  • ゴムハンマー
  • ヤスリ
  • ライター
  • キリ

ただ、作品によってはホックを取り付けたい場合や、穴あけポンチできれいな穴を開けたい場合もあると思います。
その場合の記事は次回説明します。

では、楽しいレザークラフトを始めてみてください。

レザークラフトの基本の最新記事